過去『クレヨンしんちゃん』ともコラボのジャスティンが活動休止へ

過去『クレヨンしんちゃん』ともコラボのジャスティンが活動休止へ

2021年を代表する大ヒット曲「Stay」で日本の国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」と夢のコラボを実現した、ジャスティン・ビーバーが顔面神経麻痺を公表し、一時的に活動休止しています。

ジャスティン・ビーバーってどんな人?

ジャスティン・ビーバーは、カナダのポップミュージシャン、俳優、シンガーソングライターとして活躍中の現在28歳(2022年7月時点)。世界的にも支持されており、彼のファンはBelieber(ビリーバー)と呼ばれています。Twitterのフォロワーは1億人を超え、2012年にはフォーブス誌が発表した「世界で最もパワフルなセレブ」で3位にも選ばれいてます。有名な代表曲としては、世界各国のチャートで首位に到達している曲「Sorry」や「I Don’t Care」、「What Do You Mean?」などが挙げられます。

Stayで『クレヨンしんちゃん』とコラボ

ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーによってリリースされた、2021年を代表する大ヒット曲「Stay」。64回グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされ、TikTokの2021年年間楽曲リスト1位にも選ばれましたよね。

そんな大人気の曲が、なぜクレヨンしんちゃんとコラボすることになったかというと、Stayの曲に合わせて踊る「お尻ふりふりダンス」です。“日本でお尻といえばこの人”と出てきたのがクレヨンしんちゃんであり、この夢のコラボが実現したようです。

ジャスティン・ビーバーが顔面神経麻痺を公表

そんな世界的アーティストのジャスティンビーバーですが、2022年6月に自身のインスタグラムにて顔面神経の麻痺などの症状が出る「ラムゼイハント症候群」を患っていることを報告しています。動画では、顔面の右側を指し「こっちの目はまばたきできないし、顔のこっち側では笑えないんだ」と発言しています。ワールドツアー中だったジャスティンは、すでにトロント、ワシントンDC、ニューヨークでの公演延期を発表しており、休養をとることを決心されています。

ラムゼイハント症候群とは?

ラムゼイハント症候群は、顔面神経麻痺などの症状が出る病気で、他に耳や口腔の内・周囲に水膨れができたり、耳の痛み、難聴、めまい等の症状がでてきたりします。原因としては水痘帯状疱疹ウイルスが、膝神経節と呼ばれる顔面神経線維の束で再活性化することによって引き起こされます。大人になってストレスや疲労で再活性化することで発症することもあるようです。またこのウイルスは水疱瘡(みずぼうそう)から回復した後も何年も休眠状態で生存し、帯状疱疹の発症を引き起こすこともあります。

対策としては、帯状疱疹にかかったことがない方は予防接種が有効です。治療としては、ステロイド剤や抗ウイルスを使用していきます。ラムゼイハント症候群はおよそ40%の人に顔面麻痺や難聴などの後遺症が残ると言われています。

最後に

ジャスティンビーバーは「きっと良くなってみせる。顔が元通りになるように顔のエクササイズをする。今は休むよ。」とファンにメッセージを送っています。公表時は自身の状態について、顔面麻痺の影響で食事を食べるのも難しいと明かしていましたが、妻のヘイリーは「彼の症状は日を追うごとに良くなって快方に向かっていると感じる」とコメントしています。とても心配ではありますが、今はジャスティン・ビーバーが元気な姿でまた活躍されることを祈りましょう。