映画館で映画を観るメリットは、自宅と違い、大きな画面と音響による大迫力の映像が体験できるということですよね。2022年6月20日発表の映画ランキングでは、勉強嫌いな五つ子のヒロインと家庭教師のアルバイトをする主人公の交流を描いたアニメ映画・五等分の花嫁 人気が上昇しているため、今回はこちらの映画について注目していきます。
五等分の花嫁 映画は、原作漫画かアニメを観てからがおすすめ!
五等分の花嫁 映画は、春場ねぎのコミックを原作にした作品で既にストーリーは完結しています。コミックは、講談社全14巻展開されており、アニメでは第1期と第2期で放送されています。映画では、原作に描かれているシーンがいくつか出てきます。実は漫画全14巻分中の最後の4巻分を凝縮したものが映画化されているのです(アニメの場合、第1期が漫画4巻分、第2期が6巻分で構成されています)。なので、原作の漫画やアニメを観て、深堀してから映画を観るとスムーズに内容が入ってきて、更に楽しむことができます。
五等分の花嫁 映画のあらすじ
結婚式当日、式場の部屋で微睡んでいた新郎の上杉風太郎は妻と初めて出会ったときを思い出します。当時、高校2年生の風太郎は成績優秀でしたが借金を抱えており、貧乏生活を送っていました。ある日、風太郎は妹から富豪の娘の家庭教師のアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためその仕事を引き受けることになります。その富豪の娘というのが、落第寸前・勉強嫌いである美少女五つ子姉妹だったのです。
女優に専念するため休学することになった長女・一花の勉強を見ながら、学園祭の準備に励む風太郎と、後悔のない学園祭にしようと張り切る四女・四葉。目まぐるしい日々が過ぎ、気づけば学園祭の前日。諦めずに励もうとする五女・五月の姿に後押しされ、風太郎は次女・二乃の想いや三女・三玖の決意、そして一花、四葉、五月に対する気持ちの答えを探します。それぞれの想いを抱える中、ついに始まった高校生活最後のイベント学園祭の初日に、教室に集まった五つ子は風太郎からある想いを告げられることになりました。
その後風太郎とデートする五つ子のうちの1人に、風太郎からプロポーズがされます。最後に風太郎と結ばれるのは果たして誰なのでしょうか・・・!?結婚式の姉妹によるスピーチや姉妹の尊い関係性が観られるところも見どころになるでしょう。
それぞれの登場人物の見どころ
【主人公】上杉風太郎(ふうたろう)
常にテストで満点を取る学年首席の優等生。社交性は皆無に等しかったですが、中野五つ子姉妹と向き合っていくうちに真摯な面を見せていき、人としての大きな成長をみることができます。
【長女】中野一花(いちか)
アシンメトリーのショートヘアで右耳にピアスがついているのが特徴。駆け出しの女優であり、学業の傍ら家族にも秘密にして活動していました。そんな時に自分の夢を知った上で応援してくれた風太郎に対し、好意を抱くようになります。しかし現在の風太郎と五つ子の関係に居心地の良さを感じると同時に、自身の恋心とのジレンマ感じており、なかなか自分の気持ちに素直になれない女の子です。映画で、その気持ちはいかに・・・!
【次女】中野二乃(にの)
ぱっつん前髪とロングヘアの髪型で黒いリボンで結ったツーサイドアップが特徴。面食いな一面があり、金髪に染めていた時の風太郎の顔が好みらしいですが、黒髪になった風太郎とは同一人物であると知らないでいます。後に同一人物であることを知り、次第に好意を寄せるようになります。映画ではどのようなアプローチをしていくでしょうか!?
【三女】中野三玖(みく)
右目が隠れる斜め分けのセミロングと、常にヘッドホンを首にかけているのが特徴。姉妹に隠していた戦国マニアについて、風太郎が自分の趣味と向き合い激励してくれたことで、口数の少ないクールな性格である三玖が心を開くようになり、次第に好意を抱くようになりました。恋愛に関して奥手な三玖の恋心の進展はいかに!?
【四女】中野四葉(よつば)
ボブカットで頭につけている緑のうさ耳リボンが特徴であり、運動神経が良く元気な女の子。姉妹の中では初めから風太郎に友好的な態度をとり続けており、時間を共にしていくことで自分の中で風太郎の存在は大きくなっていくのです。風太郎に勉強を教わりたいという気持ちと、彼に寄せる気持ちと映画ではどのように展開していくのでしょうか。
【五女】中野五月(いつき)
ウェーブかかったロングヘアで、前髪に星形の髪飾りをつけているのが特徴。風太郎とはクラスメイトであり、最悪な出会いから始まりますが、姉妹の悩みを風太郎が解決すると決心をした際や時間を共にするうちに気を許すようになり、次第に惹かれていくのです。少々抜けている天然なところがある五月の想いは、どう表現されていくのでしょうか?
最後に
あらすじやキャラクターの特徴を知れば知るほど、風太郎と五つ子の恋の行方が気になってきますね。原作を知らない方は一度原作を観てから、観たことある方はこの機会にぜひ映画館に足を運んでみてください。